21世紀の環境を考える。  アートなび からのメッセージ。

 画材のエコロジー

 画材の有害性に関する懸念は、ずいぶん昔からいわれてきました。特に、専門画家と趣味の画家の境があいまいとなり、多くの人々が絵画等の制作を楽しむようになって、よけいに有害性に関する興味(というより恐れ?)が高まっています。
 子供を持つ親にとっては、自分が使っている絵具などを子供が口にしてしまった時の驚きようはひとしおでしょう。
 年に2度か3度は、母親または、治療にあたったお医者様からメーカーの研究室に対して有害性の照会や、絵具等の構成内容についての問合せがあります。
 
 子供の誤飲の防止に限らず、画材の有害性についてはもっと知られるべきでしょう。特に、画材を使用した後の処理の問題については、現状では、各個に処理法が任され、一部の学校等を除いてまったく処理を意識されずにゴミや廃液として垂れ流されているのが現状でしょう。
 メーカー側も、これといった根本的対策をとることがありません。

 ここでは、画材から発生する有害性物質について考え、エコロジーという観点から、今後行なわれるべき処理についてと有害物の扱いについて提言してみます。

 画材を使ってモノを作り出す作業は、たいへん楽しいものです。しかし、画材の中には、有害性を伴う物も多く、、その扱いや処理については、近年ますます興味の高まるところであります。
 しかし、この件に関しては十分な情報や定まった見識があるとはいえません。
 ここでは、画材を使う物の立場から一考してみたいと存じます。

@ 絵画材料の有害性    絵画材料の有害性問題の展開

                   顔料の有害性

                   絵画材料の毒性に関わる法規制

                   表示の問題について

A 絵画関連の有害物質の発生状況

B 絵画関連有害物の人体への進入プロセス

C 絵画材料有害物の処理方法試案

D 画材を環境で考える提言